【ARK: Survival Evolved】サーバーを建てた。ゲーム紹介と手引き
ARKをプレイして半年が経過し、それでもなお時間を忘れるほどにこのゲームを楽しめている。
基本的にローカルにて1人プレイあるいは友人と遊んでいたのだが、やはりローカルということでマルチプレイには色々と制限があり、満足に遊べない面もちらほら見かける。
そこで今回思い切ってサーバーをレンタルし、プライベートサーバーを建てた。本当はもっと前から利用するべきで、海外のサービスで敷居が高かったこともありなかなか手が出せずにいたのだが、いざ導入してみるとやはり快適にプレイすることができて非常に満足である。
友人とテストプレイとして遊んでみたが、タイムラグもなく、サーバーも安定して稼働している。導入前の懸念が解消されて一安心だ。
プライベートサーバーとして利用するため、私のフレンドのみが参加できるし、サーバーを公開することもない。ただ今後新規で一緒に遊んでくれるプレイヤーを募集する可能性もあるので、その時はまた新たにアナウンスする。
本記事では、ARK興味あるけどどうしようかなぁとか言っていた私の友人やフレンドの方々をこのサーバーに招くべく、ARKの特色やプレイまでの手引きを紹介していこうと思う。もちろん、これからARKの購入を検討中の方にも参考になれば幸いだ。
ちなみに私が遊んでいるのはPC版。
ARK: Survival Evolved というゲーム
既にご存知の方がほとんどだろうが、このゲームは恐竜や太古の生物たちが存在する世界で自由に生きる、箱庭系サバイバルゲームである。
プレイヤーは何も持たずにこの世界に放り出され、1から文明を築いていくことになる。
そのサバイバル生活ではお腹は空くし、喉は渇くし、暑かったり寒かったりもする。何より肉食恐竜や獰猛な動物たちが襲いかかってくる。それら厳しい環境の中で生き残るために、一つ一つの問題を自分の手で解決していかなければならない、そんなハードなゲームである。
よくリアル版マインクラフトと称されることもあるが、実際比較してみると、
・より自由に自分の思うように建築や冒険ができるマインクラフト
・よりリアルにサバイバルや動物たちとの共存・狩りができるARK
と分けることができると個人的に思う。どちらも特徴的で良いゲームだ。(最近のARKはSF的なコンテンツが多くてリアル?となるかもしれないが、それはそれでまた良い)
公式トレーラーを観るとどのような世界観かわかるだろう。
もちろん人によって好き嫌いは分かれるとは思う。だがハマる人には時間を忘れるほどハマれるゲームで、少なくともマイクラやどうぶつの森をプレイしたことがある人には向いていると思う。(私はどうぶつの森やったことないけど)
上述したように、ゲーム難易度的にハードな部類な上、操作やシステムに慣れるまでに時間が掛かることになると思う。敷居の高いゲームなのも理解できる。
しかしそれを乗り越えてサバイバル生活を安定させたり、より強力な肉食恐竜を仲間にしていくのが楽しい。たくさん失ったりたくさん時間が掛かったりするが、得られる喜びもまた大きい。
それを知ることができた時には、あなたは既に最高に楽しい時間をこのゲームで満喫できていることだろう。(なんか宣伝ぽくなっとる、いや宣伝なんだけどさ)
2019/2/7現在、Steamのセール(2019/2/12に終了)でゲーム本体が2060円、全DLC込みのシーズンパスを併せると約5000円となっている。
セールでこの価格が安いかどうかの判断はわからないが、通常時は1万超えるので買うなら今のうちなのは間違いない。
ARKを購入の前に
このARKというゲーム、非常に必要容量がバカ大きい。
Steamストア内ARKページには60GBと記載されているが、DLCやその他ファイル込みでの私のARK総サイズは168GBだ。今後の追加コンテンツ(あるかどうかわからんが)やアップデートのことを考えると200GBは欲しい。快適なプレイのためにも大容量のSSDを用意しておきたい。
またPC版は要求されるPCスペックがかなり高い。
私が今使用してるPCのスペックは
・CPU:Core i5-7500
・メモリ:16GB
・グラボ:GTX1050Ti
・SSD:500GB
となっていて、正直そんなに高くはない。一応問題なくプレイできているが、これが最低ラインだと思っていい。
反対に、これ以上のスペックを持っているのであれば問題なくプレイできる。
そして留意しておきたいことがもう1つ。コンテンツとしては神ゲー(個人的意見)を誇るARKだが、それを経営する公式の対応や運営はお粗末が目立つ点が多々ある、ことである。
悪いイメージばかりつけたくないからどこまで触れていいかわからんが、期日通りにコンテンツがリリースされなかったり、アナウンスが不十分だったり、等々、不誠実な対応だと言われても仕方のない運営が過去に何度もあったのだ。
現在はサービス開始・新コンテンツがリリースされてから日が経ちゲーム自体が安定してきているからその点は安心していい。
今後新しい何かの動きがある時には、話半分に聞き大目に見る精神というものが必要になるかもしれない。(運営が難しいゲームだっていうのは理解できる)
ARKにおける2つのゲームモード
ARKではPvPとPvEの2つのゲームモードがある。PvPサーバーで遊ぶかPvEサーバーで遊ぶかを選ぶことができるが、初めて遊ぶ方がARKのコンテンツを十二分に楽しみたいのであればPvEサーバーでのプレイを推奨したい。
もちろんPvPサーバーでしか味合うことのできない楽しみというのは確かにあるのだが、なんでもありなPvPでは余計にARKについての知識が要求され、初心者では何もできずに終わる可能性が非常に高い。
それこそサービス開始当初にゲームを始めた人達は、自分と他のプレイヤーとの進捗度に差がないため楽しめたかもしれないが、数年経った今ではおそらくただただ地獄なだけだと思う。
ARKに暫く触れてみて、対人戦やってみたいなぁと思った時にPvPに足を運んでみるのがいいと思う。それでも相当過酷なのは容易に想像できるが。
私が建てたプラベートサーバーはもちろんPvEサーバーである。
ARKの4つのゲームプレイ方法
ARKには4つゲームプレイ方法がある。
1.公式サーバー、2.非公式サーバー、3.ローカルサーバー、4.非専用サーバーである。
1.公式サーバー
ARKの公式が運営するサーバーで、世界中のプレイヤーが参加することができる。
サーバー名の例)
EU-PvP-Official-TheIsland01、NA-PvE-Official-Extinction100、など
メリット
- 世界中の人とプレイすることができる。
- 手軽にマルチプレイができる。
- 公式のサポートを受けることができる。(英語のため難易度は高い)
デメリット
- ゲーム難易度が鬼高い。マルチプレイ前提のため。ソロはかなりきつい。時間もかなり取られる。
- 人数集中による制限でサーバーにインできないことがある。
- 各サーバーには既に確固たる先駆者がいる。土地が占領されてまともに建築できない。
- サーバーがテイム(恐竜のペット化)できる上限数に達している所がほとんど。まともにテイムができない。
- 見知らぬ人が多いため、トラブルになりやすいし、巻き込まれやすい。
- PvEで特に、公式で定められているルールや、暗黙のルールなどが存在する。
総じてデメリットが目立つ印象。手軽さとは裏腹、初心者が1から参入するのは正直大変。ゲームの仕様上仕方のないことだが。
他のトライブ(一緒に遊べるチームみたいなグループ)に入れてもらうのが進捗の近道ではある。ただ、初めて遊ぶのに際して上級者から何から何まで手取り足取り教えてもらうのが楽しいのかどうかは疑問に残る。
2.非公式サーバー
主にレンタル式で自らサーバーを建て、独自のルールを設けたり参加者を募ったりして遊ぶことができる。今回私が建てたプライベートサーバーがこの非公式サーバーにあたる。
メリット
- ゲーム難易度を調整できる。多項目に渡り1つ1つ設定できる。
- パスワード設定が可能。仲間内だけで遊べる。
- 参加人数が少ない場合、公式サーバーと比べて大分動作が安定してプレイできる。
- サーバー管理者が設けたルール範囲内でなら自由にプレイできる。
- ARK公式で行われているイベントも反映される。(ローカルも)
- ルールさえ守ればトラブルになりにくい。
- PC版のみ、MODを導入して拡張的に遊ぶことが可能。(レンタルサーバー会社によって利用できないところもあるかもしれないので要リサーチ。)
デメリット
- もちろんサーバー管理者は鯖建て費用がかかる。それ以外の参加者は特別費用はかからない。(DLCマップの場合は参加者個人の購入・ダウンロードが必要)
- 公式のサポートは受けられない。
- 設定に時間が掛かる。(掛かった...。)
- クロストラベル(サーバー間のデータ移動)利用する場合、複数サーバーを用意する必要がある。(おそらく。そんな金ない。)
個人的な意見だが、ARKをマルチプレイで遊ぶなら非公式サーバーでのプレイが一番いいと思う。導入までお金と時間が掛かるだけで、ゲーム自体は制約なく遊ぶことができる。
サーバーを建てる方法はググればすぐに出て来るとは思うが、情報が古かったりするかもしれない。要望があれば私の方でもまとめる、かも。今の所予定はない。
3.ローカルサーバー
ソロプレイ。オフラインとして完全に自分の思うようにゲームを楽しむことができる。(ネットに繋ぐ必要はある。)
特徴として、
①生物の時間経過はプレイヤーの周囲一定距離内(描写範囲内)のみ。(テイムは例外)(メリットにもデメリットにもなる)
②オプションメニュー表示で一時停止ができる。
③プレイヤーのログアウトと同時にワールドも停止する。
等が挙げられる。
メリット
- ゲーム難易度を調整できる。多項目に渡り1つ1つ設定できる。
- 言うまでもないがオフラインのためタイムラグはない。
- ARK公式で行われているイベントも反映される。
- PC版のみ、MODを導入して拡張的に遊ぶことが可能。
- やり方さえ間違えなければ制限なくセーブデータのバックアップができる。
- 設定でクリエイティブモード(際限なく建築できるモード)にすることができる。
- 上述の生物時間経過仕様により、お目当ての野生動物がデスポーンするのを防ぐことができる。
デメリット
- もちろん公式のサポートは受けられない。
- 上述の生物時間経過仕様により、生物の入れ替わりが起きにくく、数や種類に偏りが生じやすい。
- 一部のコンテンツがバグにより使用できないことがある。
- ビーコン(空から降ってくる機械みたいなもの)での転送ができず、オベリスクでのみサバイバー・恐竜。アイテムの転送ができる(代わりに保有できる時間は無限)。(このあたりは各自ググってほしい。)
4.非専用サーバー
ホストのローカルサーバーにゲストが参加する形でマルチプレイができる。
ホストのローカルサーバーでのセーブデータを使用する。そのため難易度や設定等はそれに準拠する。
基本的にローカルサーバーの仕様と差異はない。一時停止とクリエイティブモードができないくらい。
メリット
- セーブデータはローカルサーバーと兼用のため、その時によってソロプレイかマルチプレイかを選ぶことができる。(ゲストとしてホストのローカルサーバーに参加する場合は、サバイバー、アイテム、恐竜、等々は自身のローカルセーブデータに反映されないので注意。転送して持ち込んだり持ち出したりはできる。)
- 鯖建ての必要がない。
デメリット
- 言うまでもなく、ホストがオンラインでゲームに接続していなければゲストはゲームに参加できない。
- 仕様上、ゲストはホストの一定距離以上離れることができない。離れようとすると強制的にホストに引っ張られる。
- 公式や非公式と比較して、最大接続可能人数が少ない。
手軽で簡単にマルチプレイができるが、重要な制限があるのが非専用サーバーである。
以上4つのゲームプレイ方法であった。自身に合ったプレイスタイルで楽しんでほしい。そしてそれができるのがARKというゲームの1つの強みである。
各マップの紹介とかもしたいのだが、私自身すべてのマップの経験があるわけではないし、ネタバレにもなるかもしれないので止めておく。
身内向けに書いたゲーム紹介と手引きだったが、他の方々の参考にも少しはなれただろうか。
ARK紹介の記事はあっても、そのゲームの導入やプレイ方法までを1つにまとめているものは少ないなぁと思い、こうして書いてみた次第だ。今更だけど。
あと始めに書いたが、私が遊んでいるのはPC版で、他のPS4やXbox、モバイル等の情報はほとんど知らないから注意してほしい。
ただ基本的にこのゲームは、新コンテンツやアップデートはPC版に先行して反映され、調整が施されてから他のプラットフォームに反映される。
また、MOD等はPC版でしか使用できなかったはずだから、最新のコンテンツやMODを利用して遊びたいのであればPC版を購入することを勧める。
では、長々と失礼しました。見てくれてありがとうございました。
疲れたからARKやってくる。